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京都マンションデータバンクとは

1970年代からほぼ毎年同じように増加し、今や全国の10戸に1戸がマンションとなりました。時代を経るにつれて、良く管理されたマンションとそうでないマンションの差別化が進んでいるようです。新築マンションを買う時には、そのマンションが完成する以前に売買契約が絡ばれるいわゆる青田買いが当たり前のようになっているでそのマンションが良いマンションかどうかはよくわかりません。また良く管理されたマンンヨンになるかどうかもわかりません。それに比べると、中古マンションは、すでに建物がそこにあり、管理状況もわかるため、購入を考えている消費者はその良否を判断する材料を多く持っているといえます。ところが、消費者も高買に携わる宅地建物取引業者もそれほどの多くの材料を比較できていたかというとそうでもないのが現実でした。せっかく中古マンションでありながら、それらのデータを監理し比較検討できる場がなかったからです。

そうしたなか2006年、「マンション総合研究会」が、「京都マンションデータバンク」を設置しました。総合研究会は、長年地道にマンション管理を実践してきた管理組合役員経験者・マンションにかかわる研究者や業務を積み重ねてきたマンション管理士・一級建築士・宅地建物取引主任者などの専門家の集まりです。「マンション流通協会」の協力を得て、マンション販売パンフレット、登記事項・建築計画概要書といった、すでに公開された客観的データを整理してホームページに公開しました。大きな一歩でしたが、同時に次の一歩として、管理を比較検討するための判断指標、自安の提供が求められていました。

そこで、2011年に設立した「特定非営利活動法人 京都マンション管理評価機構」が、総合研究会からデータバンクを継承し、独自に評価した結果も併せて公開していく新たな「京都マンションデータバンク」を運営することとしました。運営に当たっては、新たに「マンション管理士グループ・京都」「京都マンション管理組合懇談会」の参画を得て、これまで以上に、「良い管理を目指しているマンションを発掘し、発信します。

評価結果だけでなく、判断基準となる指標も併せて公開していますので、「管理を買いたい消費者」「管理に取組む管理組合」の皆さんに活用していただき、良い管理のマンションが増え、適切に流通すること、ひいては、住まいの価値の向上、魅力的なまちづくりにつながっていくことを期待しています。

>>> 情報の取り扱いについて・・・消費者およびマンション管理組合の皆様へ